住所
栃木県下野市
文教1-2-28
  • 院長 田中康文

おじゃんになる


「とても楽しみにしていた旅行だったのに、台風が来ておじゃんになった。」 「せっかく予定していた発表会が主催者側の問題でおじゃんになっった。」

この独特な響きをもつ「おじゃんになる」の言葉の意味を知ると、日本の文化もよさをもっと分かるかも知れませんよ!!

この言葉は楽しみにしていたこと、期待していたことがダメになったときにつかいます。 同じような意味あいで、終わったときや失敗したときに「ジャン、ジャン!」と言うこともあります。

江戸時代に、火事を知らせるときに、火消しがはしごを登って半鐘を鳴らしました。 火元が近いときには、ジャン、ジャン、ジャン・・と連打しました。 火元が遠ければ、ジャーン、ジャーン、ジャと、2つ半鳴らしました。 そして、消し止めたときには「ジャン、ジャン」と2回鳴らしたのです。

そこから「物事の終わり」「おしまい」の意味で使われるようになりました。 

ちなみに、この言葉は方言の一部でもあると言われていて甲州弁でよく使われるそうです。 甲州弁でおじゃんになるというのは、取りやめ、中止などと言う意味になるんだとか。 計画が途中でなくなってしまうこと、ダメになってしまうことを意味するそうです。

おじゃんの類語として  1.台無し 2.駄目(だめ) 3.中倒れ 4.ご破算 5.元の木阿弥 などがあります。

#日本のことば

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