住所
栃木県下野市
文教1-2-28
  • 院長 田中康文

にきび(尋常性ざ瘡)


思春期から三十歳前後にかけて、顔面・胸部・背中などの毛包(毛穴)に一致して丘疹(少し赤く盛り上がったできもの)がみられ、しばしば化膿します。 かゆみを少し伴うこともありますが、アトピーほど、かゆくはありません。

女性では月経前ににきびが悪化したり、精神的ストレスや便秘が悪化の原因になることも多いため、これらの症状を漢方薬にて調整する必要があります。 さらに睡眠不足や、脂っこい物、辛い物、お酒などを食べたり飲んだりすると、内から熱が発生し、にきびを悪化させますので、生活習慣や食事などを見直すことも大切です。

ニキビは毛穴が詰まって皮脂が溜まり、アクネ菌が増殖することによって引き起こされると考えられていますので、糖質や脂質が多く含まれているチョコレートやケーキなどの甘い物はなるべく控えることも大切です。

しかし、精神的ストレスや疲れた時に、どうしても甘い物が食べたくなった時は、グレープフルーツやみかん、リンゴ、キーウィフルーツ、イチゴなどのフルーツで代用しましょう。

フルーツは糖質も少ない上に、油分もほとんどなく、肌荒れに効果があるビタミン類を多く含んでいます。

にきびの治療に関しては肌の角質を剥離するピーリング効果とアクネ菌を殺菌する抗菌作用のあるベピオゲルと、抗菌作用のあるダラシンTゲル(あるいはアクアチムクリーム)を皮膚に塗布するとともに、

①紅色で勢いの強いにきびに対しては熱冷ましと発散作用のある漢方薬

②淡紅色で勢いのないにきびに対しては、体に元気をつけ治癒能力を高める漢方薬

③色素沈着や瘢痕が認められるにきびに対しては血行漢方薬

など、それぞれのにきびの状態に応じて漢方薬を使い分けます。


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