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【気】って本当に存在するの?

  • 院長 田中康文
  • 2014年2月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年12月17日


東洋医学では気血水(きけつすい)とか

気血津液(きけつしんえき)という言葉をよく使います。

今回はこのうちの「気」について、気は本当に存在するのかという疑問についてお話をしますね。

この気は元気がないとか、気合いを入れるとか、気が張っているとか、

普通の会話に「気」がよく使われます。

この「気」は私達の体の中だけでなく、

自然階にも流れたり、

動いたりしています。

でも、「気」は見えないのでその存在を疑問視する人がいます。

しかし、気が物体と一緒に動けば確実に存在することが分かります。

たとえば、水蒸気・・・。

鍋に水を入れただけではそこに水が止まっているだけです。

しかしガスに火をつけて鍋を温めると水蒸気が発して、

鍋の蓋を飛ばします。

その力が「気」です。

同じように電気が部屋の中を走っていても分かりませんが、

ストーブをつけるとか、電灯をつけるとかすると、

電気が走っていたことが分かります。

この電気の「気」が気です。

このように「気」は物体を介せばその存在を実感できます。

私達の体の中も水とか血とかが気とともに動けば

その存在は分かります。

緊張すると汗をかいたり、空気を大きく吸って、

息をこらしてその気を手足の末端に

送るようにすると、手足が少し暖かく感じることがあります。

これは気とともに血が

手足の末端に送られたからです。

すなわち、気は存在するんですよ。

(原稿作成日:2012.10.14)


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