住所
栃木県下野市
文教1-2-28
  • 院長 田中康文

喉頭アレルギー


遷延性~慢性咳嗽の患者のうちアレルギー素因を有する患者において、アトピー性咳嗽とは別に喉頭に限局した原因に伴って生じる咳嗽患者が存在することが報告され、喉頭アレルギーと名づけられました。

喉頭アレルギーの2大症状は咽喉頭異常感と執拗な咳嗽です。

咽喉頭異常感とは、痰のからんだような感じ、掻痒感、イガイガ感、チクチクした感じの咽頭痛などです。急性あるいはアナフィラキシー型の喉頭アレルギーでは喉頭浮腫による気道狭窄のため、気管内挿管や気管切開が必要になることがあり、速やかに大学病院や総合病院へ送った方がよいと思われます。

 慢性型の喉頭アレルギーでは鎮咳薬、気管支拡張薬は咳に対して無効ですが、ヒスタミンH1受容体拮抗薬にて症状が消失もしくは著明改善します。

難治性の場合は、喘息用のステロイド吸入が論理的には有効ですが、喉頭アレルギーに対するステロイド吸入療法のまとまった臨床治験の報告はまだ無いため模索状態です。

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